遊びにゼンリョク

あるとの全色違いポケモン育成計画

【急所は人生を左右する】黒藍イベルオーガ【ウルトラルール・INC2019】

 

初めましての方は初めまして、そうでない人はおはようございますこんばんは。

お元気でしょうか。僕は元気ありません。

あるとぽけです。

今回は2019年4月に行われたポケモンジャパンチャンピオンシップス2019予選」(以下JCS)で使用した構築について書いていきたいと思います。

質問文句はこちらまで

Twitter:@Alt_poke

 

 

 

1:構築のきっかけ

僕は昔からダブルバトルをやっていたのでWCSは一つの目標です。なので大会に参加するのは確定でした。

そうなったときに何を使うか、というところですが、まず僕の好きな悪タイプであり見た目がかっこよく、6世代から一定の強さを持っていたイベルタルが決まりました。

今回はGSルール(禁止級伝説ポケモンを2体まで使えるルール)ということでもう一体選ぶ必要があるのですが、イベルタルが決まった時点でほぼ選択肢はありませんでした。

グラードンカイオーガレックウザです。

WCSを毎年知っているプレイヤーなら当然の事だと思いますが、この3体のパワーは他のポケモン達とは次元が違います。また、相手の天候の書き換えを考えてもこの3体から選ぶべきだと考えました。

現環境ではガオガエンがかなり多いこと、タイプ相性からしグラードンには圧倒的有利、かつ冷凍ビームによりレックウザにも抗え、ミラーになっても雷が打てる範囲の広さから、今回はゲンシカイオーガを採用することに決めました。

次にガオガエン。まあ説明不要でしょう。

ここで、インターネットで色々調べて考えていたところメガゲンガーの発想に至りました。カイオーガグラードンレックウザと違い、後出しで天候を書き換えられるとメインウエポンが無効化されることが多いです。

そこで相手のグラードンをかげふみでロックしながらオーガを通していくというパーティの基本的な方向性が決まりました。それと同時に、ゼルネアス、カプ4体にも強く出られます。

カプはフィールド書き換えのため1匹は入れたかったのでレヒレ

初めはコケコで、テテフとも迷いましたが、テテフはガオガエンの猫やイベルタルの不意打ちを阻害してしまいシナジーが悪いので最終的にレヒレになりました。

ラストはランドロスですが、ここが一番微妙な枠でJCSの2日前くらいに決めてほぼぶっつけ本番で使いました。

僕のパーティはランドロス以外に浮いているポケモンイベルタルしかいないので地震が使いにくかったです。

 

2:個体解説

以下常体

イベルタル@悪z(ダークオーラ

 陽気AS252

 イカサマ/不意打ち/追い風/守る

素早さ99族からイカサマ悪zでH252ゲンシカイオーガが飛ぶ。また、不意打ちでウルトラネクロズマミュウツーに大ダメージが入るので終盤の詰めにも。

スカーフカイオーガにもふいうちで潮吹きを弱められる。

また、イカサマは相手のAを参照して攻撃するので威嚇が効かないこと、剣舞龍舞レックウザに刺さることなど、かなり便利だった。ただA振りがあまり意味がないので、叩き落とすか、いっそ努力値をもっと耐久に振る方がよかったかもしれない。

追い風はあまり打てなかったが打てた時の強さはヤバい。

バークアウトを死ぬほど覚えさせたい

ゼルネアスに殺意を抱いてそう

・変更しても全然問題が無い箇所:努力値振り、技。ただし多分構築レベルで変更しなければならない

 

ガオガエン@ピンチベリー(威嚇

 慎重H244D252S12

 バークアウト/蜻蛉返り/猫だまし/守る

最強のねこちゃん。とにかく相手のジオコンムンフォ耐えろ!な調整。

初めはバークアウトではなくDDラリアットだったが、泣く泣く変更。JCSでもDDが欲しい場面がとても多かったので技がとても難しいポケモン。ダークオーラで悪技の火力が少し上がる。偉い

グラードン出しに合わせて蜻蛉からゲンガーカイオーガの場面を作れればほぼ勝てる。大抵の技は威嚇込みで物理特殊どちらも耐えられるので意外と倒されない

オーガ軸なのでフレドラは切った。

・変更しても全然問題が無い箇所:バークアウト

 

ランドロス@地面z(威嚇

 意地っ張りH244A116B4D140S4

 地震/岩雪崩/蜻蛉返り/守る

前述の追い風、後述の凍える風の存在があるのでSを落とし耐久を上げたランドロス。凍える風で最速100族を抜ける。

地面zでH252ゲンシグラードンも飛ぶ。

無振りゼルネアスは18%の乱数。

地震がとても使いにくいのであまり強く感じなかった。

蜻蛉でゲンガーオーガ出したりガエンと同時出しで威嚇祭りしたり、サイクル的な強さが目立った。

カプ・コケコがつらくて入れたから単体狙える大地の力採用の特殊型の方がよかったかもしれない。

一回相手になりきりを使われて天候を書き換えられてビビり散らかした。衝撃のなりきり。

変更しても全然問題が無い箇所:なにもかも。そう、存在さえ

 

ゲンガー@メガストーン(呪われボディ→かげふみ

 臆病CS252

 シャドーボール/ヘドロ爆弾/凍える風/守る

ゼルネアスを全力で倒しに行くお化け

シャドーボールを殆ど打たないので滅びの歌に変えようと思ったけど変え忘れてJCS潜ってしまった

グラゼルネには積極的に出していきたいがカプ・テテフと組んでる奴が多すぎて無理すぎた

威嚇入れても弾劾の剣を耐えない可愛い奴

カプ・コケコがつらいので当たったら全力で同速を仕掛けて勝ちたい

変更しても全然問題が無い箇所:変更した方がいいどころかシャドーボールを滅びにした方が絶対に強い

 

 

カプ・レヒレ@ピンチベリー(ミストメイカ

 控えめH252B28C4D172S52

 自然の怒り/凍える風/黒い霧/リフレクター

ビエラさん(https://note.mu/viera/n/nbeb69f5c55bb 問題があればURLを削除します)のパクリ。穏やかのレヒレを持っていなかったのと時間が無かったので控え目で代用。あまりにも適当すぎる。

とにかく『できるだけ相手のジオコンムンフォ耐えろ!笑』という配分の最強の守り神。相手のフィールドを書き換えることで例えばこちらの先制技が使えるようになったりする。

凍える風は挑発も効かないしタイプで無効化されない最強技。

黒い霧はゼルネアスに抗う手段として。

自然の怒りはムンフォと死ぬほど迷ったけどビエラさんとのDMで怒りにする決心がついた。大会が終わって振り返ってみると怒りにして正解だった気がする。

リフレクターを貼ることで弾劾の剣を全員が耐えられるようになるが特殊グラードンがめっちゃいた

レックウザなどにも刺さるし、特殊グラならオーガで勝てるのでそんなに問題はない

個人的MVP。横にガエンランドを並べることで大抵の技は耐える。

技スぺがきついポケモン世界一

変更しても全然問題が無い箇所:性格。むしろ絶対変えろ

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よくばりビエラ

 

 

 

カイオーガ@藍色の玉(雨降らし→始まりの海

 控えめHC252

 根源の波動/冷凍ビーム/雷/守る

初めはトリルもあったのでその名残のS無振り。相手のトリルに抗える駒。

ヒレより2遅いので怒り+根源で大抵のやつは倒せる

Sが遅いので潮吹きは採用しなかったが、根源を外しまくって負けが多かったので何か命中安定水技はあっていいかもしれない

オーガミラーは基本的にお互い雷を耐えるので他で補助してあげたい。

変更しても全然問題が無い箇所:技、努力値の調整はあり

 

 

3:選出(初めの2体が最初に場に出るポケモン

◎グラゼルネ

「ガエンゲンガーオーガランド」で出したいがテテフ入りが多かったので「ガエンレヒレオーガランド」になることが多かった

なんならほとんどのパーティにこの4体だったまである

◎オーガ軸

イベルタルでオーガ飛ばして数的有利を取りたい。「イベルガエンオーガレヒレ」が基本

 

他のパーティにもガエンレヒレオーガ+刺さってる奴みたいな選出ばかりしていた

 

ヌケニン入りにはカイオーガを絶対に大事にしないといけない。なぜなら水浸しをされるとオーガの雷しか技が通らないからである。大会前に2回くらい詰まされた

カプ・コケコが全体的に重いのでランドロスで倒す、凍える風や追い風を使って上から倒す、など対戦が始まる前にプランニングをすることが大切です

 

 

4:構築の推移

イベルオーガゲンガーガエンはほぼ固定

コケコ。オーガイベルに刺さる駒+雨雷のシナジー。高い素早さは正義。かなり使いたかったがレヒレの方が使いやすかったので諦め泣

テテフ。相手の猫だましなどを防げるがそれ以上にこちらの先制技を使えないのが辛かった。

ガマゲロゲ一番可能性を感じていた。すいすいにより上から一致大地の力と草結びによりグラオーガに戦える。ヘドロ爆弾、毒づきを思えるのでゼルネにも戦えるうえに凍える風、がむしゃら、濁流、叩き落す、溶解液など有用な技をたくさん覚える。ルンパッパより早い。

ナットレイ。相手のカプ・コケコ、ゼルネアスが辛くて採用。トリックルームにも気持ち強くなる。が、使ってみるとコケコにもそんなに強くないし凍える風とジャイロボールが相性が悪く不採用。特殊グラードンが多く、勝てないのもマイナス。

ドータクンナットレイと違い浮いているのでグラ―ドンに少し強いかと思ったが、あまり火力が出ないこととトリックルームがあまり僕のパーティとかみ合わなかったのでやめた。そもそもコケコに強くないし。

グラードン。ゼルネアスとコケコに強いのでオーガを抜いて使ってみたが、何故か負けまくったのでやめた。

 

5:終わりに

カプ・コケコがつらかった。

雨+炎打点がないのでナットレイもしんどい

ガルーラが多く、肝っ玉猫だましでゲンガーをうまく処理されジオコンを通されることが何度かあった。

根源の波動を外して負けが多すぎた。

岩雪崩で怯んで負けが多すぎた。

凍える風を外して負けが多すぎた。

バークアウトですら外しまくってた

リフレク張ったのに急所当てられすぎた

相手のムーンフォース100%Cダウンの最強技だった。

威嚇何度も入れて急所以外勝ちの場面で急所に必ずと言っていいほど当たった

僕が守ると守ってない方集中してくる天才ポケプレイヤーに当たりすぎた。

 

結論から言うと「とにかく運が悪かった」。ちなみに僕側から有利な追加効果、急所等は45戦で1回くらいです。

言い訳だとだと思われても仕方がないしそう思うのも仕方ないと思いますが、上記の事象はすべて事実です。ほんとに。正直僕も信じられないけど

「運は収束する」という言葉がありますがその理論でいえば1億円くらい拾っても誰も文句言わないと思います。

ただ、構築が完璧に完成しているかと言われればそうは言えないので、単純にウルトラルールの準備期間が短かった、というのも一つの理由だと感じます。ただこれに関しては全員同じ条件なこと、サンルール、ウルトラルールの時にも仲間大会等を利用して構築は考えれたので僕の失態です

つまり今回勝てなかった最大の原因は運が悪かったからであることは間違いないので何度でも言います。

 

今回の大会でわかったことは2つ。

「運のいい者が勝つ」

「運の悪い者が負ける」

この2つはポケモンの真理であると同時にこの世界の唯一絶対のルールです。

勝負を決するのは数と頭と運です。

なんなら運さえあればどんな状況でもなんとでもなるまである

一応言っておきますが、僕はポケットモンスターというゲームにおいて運の要素があるのは当然で否定はしない主義です(弱者にもチャンスが生まれること、本当の強者同士の対戦だと運以外で差がつかないこと等の理由)。けど今回ばかりは本当にひどかった。そういうお話です

 机に謝りたい

 

と言う訳で僕はこれから先、大型大会前は運気が上がる儀式を3か月は続けるようにします。神社に通ったりね

もしくは全人類を殺害できるウイルスを作って僕が1位になる

 

 

最後に感謝と謝罪。

フォロワーの皆さん、JCS運負けツイートでTLを汚してすみませんでした

ビエラさん(TwitterID:@SHADEviera)、ほぼ毎日の生放送はいつも楽しませてもらうと同時に参考にさせてもらいました。世界一になった時からのファンです。これからも頑張ってください

そして、このポケモンという神ゲーを生み出してくれたゲームフリーク任天堂のみなさん、ありがとうございます。ソード・シールドも楽しみにしてます

 


ポケモン楽しいなぁ!?

 

おわり